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履歴書を記入していて、最初に筆が止まるのが志望動機ではないでしょうか。フリーライティング欄なので、何となく記入してしまう看護師さんも多いのですが、実は履歴書の中で、最も重要な項目のひとつであり、面接でも必ずされる質問のひとつです。
そこでこのページでは、志望動機を考える際のポイント・注意点などを詳しく説明します。

志望動機は、履歴書の中で最も重要な項目のひとつ

志望動機は、看護師さんの仕事に対する姿勢やモチベーション、志望度の高さを図る物差しとなっています。言い換えれば、入社後に長く働いてくれる看護師さんかどうかを判断するために非常に重要です。ここがぼんやりしていると、採用担当者に不安を与えてしまう可能性がありますので、なぜその就業先を志望しているのかを、具体的かつわかりやすく書くよう心がけてください(注意点については「こんな志望動機はNG。典型的な6つのパターン」)で後述します。
そしてもう一つ、志望動機は「あなたがこれまでの経験、強みを活かし、新しい職場でどう貢献ができるか、なぜ貢献できるか」を問われています。すなわち志望動機を通じて「自分が採用に足る人材」であることをアピールする必要があるということです。
採用担当者があなたに期待する役割と、あなた自身が新しい職場で実現したいキャリアパスが同一線上にあるということが伝わるように書きましょう。

そして最後にセルフチェック。自分が採用担当者だったと仮定し、自分の書いた志望動機を見返し「この人だったら採用したい」と思えるかどうか確認してみましょう。

こんな志望動機はNG。典型的な6つのパターン

ちなみに反面教師として、志望動機でNGの典型例について触れておきます。

1.文章がわかりにくい

いくら志望度が高く熱意があっても、採用担当者に伝わらなければ意味がありません。志望動機がわかりにくいと、単に伝わらないだけでなく、ビジネススキルとして最も大切なコミュニケーション能力の欠如を疑われてしまう恐れもあります。テキスト化した志望動機がわかりにくいのは、頭の中がきちんと整理できていないということ。それでは実際に面接で志望動機を口頭で伝える際も、同じように伝わらない可能性大です。いったん志望動機が書けたら自分で読み返して、わかりにくくないかチェックしてみてください。また家族や知り合い等に読んでもらい、客観的な意見をもらいましょう。

2.内容が薄い・抽象的

たとえば「貴院の理念に深く共感」「将来性に惹かれて」といった抽象的でぼんやりした志望動機はリアリティに欠け、かえって採用担当者の目には薄っぺらく映ってしまう可能性があります。理念に共感したのであれば、具体的に理念のどの部分に、なぜ共感したのかを掘り下げることが重要です。またそれはあなたが仕事をする上で、具体的にどのようにリンクするのかにも必ず触れましょう。

3.待遇・福利厚生

「給与が良い」「休みが多い」「残業が少ない」「研修・教育制度」「福利厚生の充実」等の待遇・福利厚生は、転職する上で非常に重要であり、かつ志望理由の偽らざる本音の部分でもあります。ただし志望動機でそれを前面に押し出すと、仕事に対する熱意やスタンスを疑問視されてしまうリスクがあります。つまり、もっと待遇のいい職場があればすぐにまた転職してしまうという印象を与えかねません。志望動機では、あくまでも事業や仕事内容に照らして書くほうがベターです。

4.自慢・上から目線

志望動機は、自分のこれまでの経験や実績、そして将来的な貢献についてアピールする絶好の機会ではありますが、それが行き過ぎると、傲慢で上から目線、あくの強い印象を与えてしまいます。しっかり自分をアピールしつつも、謙虚な姿勢を忘れずに。

5.自己成長

応募先の病院や施設にもよりますが、「自分自身が成長できる環境」であることを志望動機として前面に出すことはあまりおすすめしません。もちろん成長意欲が高いことは大切であり、ポジティブなことですが、極論を言うと、採用担当者が求めているのは「成長意欲の高い看護師」ではなく「その病院や医療施設の成長に貢献できる看護師」です。もし書くなら、自己の具体的な成長を通じて、応募先にどう貢献できるのかをアピールしましょう。

6.ありきたり

採用担当者は、たくさんの志望動機に目を通しています。当然ありきたりな志望理由は埋もれてしまい、印象にも残りません。しかし裏を返せば、他者との差別化が図りにくい履歴書の中にあって、志望動機は他の応募者と差をつけることができる数少ない項目のひとつです。これまでの経験の中で培ってきたスキルや判断力、知識を、新しい職場でいかんなく発揮できること、そして求めらている期待に応えられるということを論理的に説明できれば、おのずと差別化ができるはずです。

上記の6つのいずれかに当てはまる場合、本来アピールポイントである志望動機が、逆にマイナスポイントになってしまいます。もしあなたが過去に書類選考で落とされた経験がある場合、それは志望動機に問題があった可能性もありますので、上記を踏まえてチェックしてみてください。

さいごに…

応募した病院や施設(あるいは仕事内容)のどのようなところに魅力を感じているのか、そして新しい環境で自分がどのような働き方を希望しているのか。志望動機は、自分の仕事に対するスタンスや想い、考え方を採用担当者に伝えることができる重要な項目です。とってつけたような表面的な志望動機はかえってマイナスの印象を与えてしまいますが、逆にきちんと伝われば、自分自身の大きなアピールになります。
また志望動機が理にかなっていると、採用担当者は入職後のあなたのキャリアイメージを頭に描きやすく、同時に志望度の高さがわかるので、採用するにあたって非常に大きな安心材料になります。
今一度、新しい職場で自分が実現したいことを整理した上で、面接の場で採用担当者にその思いが伝わるよう工夫しましょう。

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